調べてみた

XRPとJPモルガン独自仮想通貨「JPMコイン」との違いとは?

アラショー

こんにちはアラショーです。JPモルガンが独自仮想通貨「JPMコイン」の実験に成功したと発表して話題になっていますが、XRPのリップル社CEOガーリングハウス氏はこのプロジェクトを批判しています。

チワワ

JPMのJPモルガンはアメリカの大手銀行。リップルは多くの金融機関と提携していて火花がバチバチ出ているね。

JPモルガン独自仮想通貨「JPMコイン」とは?

アラショー

JPモルガンが独自仮想通貨「JPMコイン」の実験に成功したと発表して話題になったのは、JPモルガンが大手金融機関だったからという事もあるけど、同社の会長兼CEOジェイミー・ダイモン氏がビットコインに批判的な発言が多い事で有名だったことが大きいと思う。

チワワ

ビットコインを詐欺だと断言してビットコインい投資する行員を解雇するとまで言ってた人だね。

アラショー

先月も、ビットコインが最高値から80%下落していることについて『満足できない。』と発言していて、アンチビットコインと言うよりアンチ仮想通貨のシンボル的存在だったんだ。

チワワ

優しそうなおじさんだけど滅茶苦茶辛口なんだね。

アラショー

書き上げたJPMコインの特徴を3つのポイントにまとめたよ。

・ステーブルコインとよく似たシステムを取っている。
企業や銀行、ブローカーなど、JPモルガンの大手顧客が利用対象者。
・(1)大企業による国際決済(2)債権取引(3)大企業向け財務サービスの3つのアプリで、同コインを利用できる。

アラショー

例えばJPモルガンの顧客がJPMコインで決済する場合、顧客が米ドルで手付金を支払った時点で同額のトークンが新規発行され、ブロックチェーン上で決済が完了すると、新規発行されたトークンが消滅し、そのトークンと同額の米ドルが支払先顧客の手元に渡るんだ。

アラショー

これって、『JPMコイン』というより仮想通貨と言うよりブロックチェーン状のトークンを使って米ドル決済を行ってるみたいだね。

またJPモルガン社の発表によると、JPMコインは同行が独自に開発した企業向けのイーサリアムベースのブロックチェーンネットワーク、Quorumで提供される予定だが、今後は他のプラットフォームでも取り扱いが可能となるそうだ。

(引用元 JPモルガン)

JPMコインはJPモルガンが独自に開発した企業向けのイーサリアムベースのブロックチェーンネットワーク「Quorum」で提供される予定だが、今後は他のプラットフォームでも取り扱いが可能となる。また将来的には米ドルだけでなく、他の主要通貨も利用可能になる。

XRPのリップル社CEOガーリングハウス氏のJPM批判

アラショー

リップルCEOガーリングハウス氏はJPMコインが特定の顧客にしか使えない普遍性に欠けたものだと批判しています。

チワワ

新しい国際的送金ネットワークを構築しようとしているリップル的には黙ってられないよね 。

予想通り、銀行は暗号(資産)に関する方針を変えています。しかし、このJPMプロジェクトはポイントを外しています – 今日(こんにち)、クローズドネットワークを導入することは、『NetscapeのIPOの後にAOLを立ち上げることに似ています。』 2年後、銀行の仮想通貨はまだ正解にならないでしょう。

『NetscapeのIPOの後にAOLを立ち上げることに似ています。』 の意味はちょっとわかりにくいので解説します。
米インターネットサービス会社AOL社のCEOだったガーリングハウス氏は、1999年に当時マイクロソフトの”IE”と激しいシェア争いをしていたインターネットブラウザ”NetscapeNavigater”のネットスケープコミュニケーション社を買収したことがあります。
AOLの方が先に起業し先に上場していたから、1998年にネットスケープコミュニケーションズを買収できたのであって、(仮定の話として)ネットスケープコミュニケーションが先に起業し上場してからAOLを起業しても意味が無い(経営判断が間違ってる)と言いたいようです
ちなみに、実際の歴史ではその後、AOLはワーナーブラザーズと正規の結婚と言われる合併を果たし、世界最大の副業企業体にまで登りつけるのですが、ITバブル崩壊で本業の経営が悪化し合併は2009年に解消されています。

チワワ

分かりにくいよガーリングハウスさん。

アラショー

チョイ悪おやじ世代の武勇伝を聞かされた気分だね。XRPとJPMコインを比較すべきではないという意見もあるんだ。

XRPとJPMコインが比較されているが、それは論点がずれている。JPMコインはIOUであり、XRPは違う。XRPが競争をしているのは決済システムであるSWIFTである。JPMコインは、その上に築かれる。XRPは非中央集権化が可能だが、JPMコインは不可能だ。

アラショー

IOUとは”I owe you”の事で一種の借用書みたいなものと思ってね。さっき説明した決済の例でJPMは手付金を預かった段階でトークンを発行しているけど、顧客から見ると決済完了までの間手付金を担保にトークンowe=借りているとも言えるよね。決済が終わると借りていたトークンは返され(JPMの場合は消滅)同額のドルが相手に届くんだ。

チワワ

なるほど、Iは顧客、Youは銀行でIOUなんだ。

アラショー

IOUを発行するのはYOUの役目で決済に使われる仮想通貨ではなく、ゲートウェイと呼ばれる別の企業体になるんだ。

チワワ

JPMコインはJPモルガン専用だから、YOUは絶対にJPモルガンだね。

アラショー

でも、XRPはちがう、多くの場合IOUを発行するリップルと提携する銀行などの金融機関になる。

チワワ

そこがXRPとJPMコインの決定的な違いなんだね。

XRP対JPM どっちがCool?

アラショー

調べてみたらJPMが想像以上に保守的なのでびっくりしたよ。ダイモン氏は本当に仮想通貨が嫌いなんじゃないかと思うほど。

チワワ

三菱UFJの「coin(コイン)(旧呼称「MUFG COIN」)は色々な金融機関に広く使われて欲しいって言ってるのと対照的だった。

アラショー

これはXRPが圧倒的にCoolだね。